今年は雪の多い冬になりました。
北ドイツの一部ではでは一週間近く停電になったり、高速がつるつるになって閉鎖されるなど被害が続出しています。昨年の冬が余り寒くならなかった為に尚更今年の冬が厳しく感じるのかもしれません。 今月の星空は冬の星空で一杯です。冬至が過ぎても日没は未だ早く、薄明の中には未だ夏の星座が西の空に輝きます。夜の23時をまわるとオリオン座を代表する冬の星座が南の空高く昇ります。 内合直前の金星を望遠鏡で見ると、細い大きな三日月の様に見えます。完全に見えなくなってしまう10頃までには、運が良ければ金の輪の様に見える事があります。夜半過ぎには木星が昇ってきます。月末に衝となる土星も一晩中観望可能です。又土星はプレセペ星団(M44)に接近して行きます。双眼鏡でも十分観望出来ますので、お見逃し無く。
双眼鏡で観望出来る天体はプレアデス星団(M45)、ヒアデス星団、アンドロメダ大星雲(M31)とペルセウス座の2重星団(h-χ、エイチ・カイと読む)、散開星団(M34)とオリオン座大星雲(M42)。オリオン座にはウルトラマンの故郷「M78星雲」も有りますが、これは望遠鏡が無いと見えません。おおぐま座の子連れ星雲(M51)と銀河カップル(M81とM82)は是非一度大型の望遠鏡で観望して下さい。 1月の天気 1月15日0時頃の空
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南の空
北の空
4日 地球が近日点を通過(1億4700万km)
8日20時 火星が月に接近(南、高度60度、間隔1.3度)**必見**
15日18時30分 土星が月に接近(北東、高度10度、間隔3.8度)**必見**
25日 金星が近日点を通過
26日 水星が外合
28日 土星が衝 惑星の位置関係についての説明 写真集「惑星ランデブー」
日出、日没
日付 薄明始 出 正中 没 薄明終 01 1 2006 6:19:44 8:18:35 12:23:33 16:28:41 18:27:33 02 1 2006 6:19:48 8:18:31 12:24:01 16:29:43 18:28:27 03 1 2006 6:19:49 8:18:23 12:24:29 16:30:47 18:29:22 04 1 2006 6:19:48 8:18:12 12:24:56 16:31:54 18:30:19 05 1 2006 6:19:45 8:17:58 12:25:23 16:33:03 18:31:17 06 1 2006 6:19:39 8:17:41 12:25:50 16:34:14 18:32:18 07 1 2006 6:19:30 8:17:21 12:26:16 16:35:27 18:33:20 08 1 2006 6:19:19 8:16:57 12:26:41 16:36:43 18:34:23 09 1 2006 6:19:05 8:16:31 12:27:06 16:38:00 18:35:28 10 1 2006 6:18:49 8:16:01 12:27:31 16:39:19 18:36:34 11 1 2006 6:18:30 8:15:29 12:27:55 16:40:40 18:37:42 12 1 2006 6:18:09 8:14:54 12:28:18 16:42:03 18:38:51 13 1 2006 6:17:45 8:14:15 12:28:40 16:43:28 18:40:01 14 1 2006 6:17:18 8:13:34 12:29:02 16:44:54 18:41:12 15 1 2006 6:16:49 8:12:50 12:29:24 16:46:21 18:42:25 16 1 2006 6:16:18 8:12:03 12:29:44 16:47:50 18:43:39 17 1 2006 6:15:44 8:11:14 12:30:04 16:49:21 18:44:54 18 1 2006 6:15:07 8:10:22 12:30:24 16:50:52 18:46:10 19 1 2006 6:14:28 8:09:27 12:30:42 16:52:25 18:47:27 20 1 2006 6:13:47 8:08:29 12:31:00 16:53:59 18:48:46 21 1 2006 6:13:03 8:07:29 12:31:17 16:55:35 18:50:05 22 1 2006 6:12:17 8:06:26 12:31:34 16:57:11 18:51:25 23 1 2006 6:11:28 8:05:21 12:31:49 16:58:48 18:52:46 24 1 2006 6:10:37 8:04:14 12:32:04 17:00:26 18:54:08 25 1 2006 6:09:43 8:03:04 12:32:18 17:02:05 18:55:30 26 1 2006 6:08:47 8:01:52 12:32:32 17:03:44 18:56:54 27 1 2006 6:07:49 8:00:38 12:32:44 17:05:24 18:58:18 28 1 2006 6:06:49 7:59:21 12:32:56 17:07:05 18:59:43 29 1 2006 6:05:46 7:58:02 12:33:07 17:08:46 19:01:09 30 1 2006 6:04:41 7:56:41 12:33:17 17:10:28 19:02:35 31 1 2006 6:03:33 7:55:19 12:33:26 17:12:10 19:04:02
月出、正中、月没
今月の
内惑星の位置
外惑星の位置
水星
金星
太陽の裏側へ回って26日に外合となる為に今月は観望出来ません。
日付 出 正中 没 01 1 2006 7:20:34 11:20:07 15:19:20 11 1 2006 7:52:18 11:47:47 15:43:22 21 1 2006 8:11:53 12:18:02 16:24:47 31 1 2006 8:18:17 12:49:04 17:21:01
火星
14日に内合となる金星は10日頃まで宵の明星として輝きます。望遠鏡で覗く金星は大変細い三日月です。観望不可能になる直前は金の輪が見られることもあります。内合を過ぎた金星は18日頃には明け方その姿を再び現します。その後9月中旬迄明けの明星として輝きます。
日付 出 正中 没 01 1 2006 9:09:40 13:42:52 18:16:27 11 1 2006 8:00:05 12:41:31 17:23:12 21 1 2006 6:51:33 11:37:23 16:23:18 31 1 2006 5:58:26 10:44:51 15:31:13
木星
秋に中接近した火星はますます地球から遠ざかり、ますます暗くなってゆきます。又没が早くなるので、観望できる時間も夜半前に限られてきます。望遠鏡で見る火星は僅か8.8秒角迄小さくなっています。8日には月とのランデブーが観望出来ます。
日付 出 正中 没 01 1 2006 12:41:34 20:08:11 3:37:36 11 1 2006 12:07:58 19:40:20 3:15:07 21 1 2006 11:36:30 19:15:25 2:56:27 31 1 2006 11:06:59 18:52:53 2:40:42
土星
夜明け前に東の空に昇ります。月末迄には出も早くなり、夜半過ぎから観望可能です。
日付 出 正中 没 01 1 2006 3:31:55 8:21:43 13:11:25 11 1 2006 3:00:54 7:48:23 12:35:48 21 1 2006 2:28:44 7:14:17 11:59:46 31 1 2006 1:55:17 6:39:18 11:23:15
天王星
28日に衝を迎える土星は最も観測しやすい天体になります。望遠鏡で見ると輪を大きく傾けた土星が見えるでしょう。土星は春迄かに座に居ます。プレセペ星団(M44)に接近しますので、ぜひ双眼鏡で観望して下さい。
日付 出 正中 没 01 1 2006 18:47:39 2:27:54 10:03:54 11 1 2006 18:04:14 1:45:45 9:22:58 21 1 2006 17:20:25 1:03:16 8:41:48 31 1 2006 16:36:27 0:20:39 8:00:32
海王星
みずがめ座に居ます。天王星は太陽に近づくにつれて没が早くなり、観望は大変難しいでしょう。
日付 出 正中 没 01 1 2006 10:56:50 16:14:17 21:31:47 11 1 2006 10:18:15 15:36:28 20:54:44 21 1 2006 9:39:46 14:58:52 20:18:00 31 1 2006 9:01:23 14:21:25 19:41:31
冥王星
やぎ座に居ます。海王星は2月に合となる為に見かけ上太陽に近づき、3月迄観望出来ません。
日付 出 正中 没 01 1 2006 10:07:34 14:49:43 19:31:54 11 1 2006 9:29:03 14:11:44 18:54:28 21 1 2006 8:50:34 13:33:51 18:17:09 31 1 2006 8:12:08 12:56:01 17:39:55
へびつかい座に居ます。明け方頃東の空に昇ってきます。その後6月上旬迄に出が次第に早まり、観望はし易くなります。
しぶんぎ座(りゅう座)流星群 4大流星群の一つです。近年極大期以外には大きな活動を見せていませんが、それでも一時間に100個程の流星が出現することも有ります。極大は3日夜から4日朝、月も無く条件は良です。輻射点はりゅう座とうしかい座の間位で北の空から東の空へと回って行きます。新月の後の細い月はかなり早い時間に沈むので観望条件は良です。