2014年8月 今月の星空

トピック

 2-4日22時 土星、火星、月のランデブー (南西、高度15度) **必見**
 18日5時 金星と木星のランデブー  **必見**
 21-31日22時 火星と土星のランデブー(南西、高度10度、間隔0.2度)  **必見**
 29日 海王星が衝 
 31日22時 土星、火星、月のランデブー(南西、高度10度) **必見**
比較の尺度:月の視直径は0.5度(30分角)

惑星の位置関係と暦
8月の天気

8月15日0時頃の空


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太陽

日出、日没

月出、月没

惑星

今月の
内惑星の位置
外惑星の位置
惑星の暦
水星
日が長くなり、今月の水星は明るい空では観望不可。
金星
今月の金星は明けの明星として夜明け前の東の空で観望可能。中旬には木星とのランデブーが見られる。
火星
没の早くなった火星は未だ夜半前なら西の空で観望出来る。
光度は0.6等に下がる。
木星
先月衝となった日の出直前の東の空で観望可能。
土星
今月の土星は没が早くなるが、日没後の西の空で未だ観望可能。
天王星
天王星は夜明け前の東の空で観望可能。
海王星
29日に衝となる海王星は一晩中観望可能。
冥王星
今月4日に衝となる冥王星は一晩中観望可能。

流星群

ペルセウス座流星群 Perseids
しし座流星群の活動が緩やかになった近年ではペルセウス座流星群が注目されています。
一時間に100個位は期待出来るでしょう。
ヨーロッパでの極大は12日21時~13日10時頃です。
今年は満月に当たり、条件は良く有りません。この流星群は明るい火球を飛ばす流星群ですので、必ず観望して下さい。
この流星群の母天体であるスイフト・タットル彗星です。この彗星が地球軌道をかすめ、そこに残したダストに地球が突っ込み空気と摩擦して発光します。

出現期間 7月17日~8月24日
極大 8月12日21時-13日10時
出現規模 100個/時間


みずがめ座δ流星群 δ-Aquiriids (SDA)
夏の夜の大変地味な流星群の一つです。山羊座δ群とほぼ同時に極大を迎えます。
輻射点は夜中に南の空低いところにあります。今年は丁度新月にあたり条件は良。

出現期間 7月12日~8月23日
極大 7月30日
出現規模 16個/時間


山羊座δ流星群 δ-Capricornids (CAP)
夏の夜の大変地味な流星群の一つです。みずがめ座δ群とほぼ同時に極大を迎えます。
輻射点は夜中に南の空低いところにあります。今年は丁度新月にあたり条件は良。

出現期間 7月3日~8月15日
極大 7月30日
出現規模 5個/時間

ぎょしゃ座α流星群 α-Aurigids (AUR)
年に何回か活発になる流星群の一つです。特に目立つ流星群ではありません。
輻射点は夜中に東の空に昇り、明け方には天頂に達します。暗くなる頃には月も沈み、条件は良です。

出現期間 8月28日~9月5日
極大 9月1日
出現規模 6個/時間