ドイツ航空宇宙センター(DLR)


2004年9月19日

ドイツ航空宇宙センターは国内に8ヵ所に試験施設を持つ、巨大な研究所です。ここでは一年に一度、宇宙開発の意味を一般人に伝えようと一般公開しています。ケルン郊外にあるこの施設はセンターの本部があり、研究所だけでなく、ヨーロッパ最大の低温風洞(ETW)や、宇宙飛行士のトレーニングセンターも設置されています。ここには船外活動トレーニング用のプールも用意されています。(残念ながら写真は取れませんでした。)
今年は隣接している軍用飛行場も公開し、戦闘機の模型や微小重力実験用航空機A300 ZERO-Gも公開され、どこも長蛇の列が出来ていました。 2日間の公開でしたが、合計10万人が訪れたそうです。

この地方には直径100mの電波望遠鏡も設置されています。詳しくはアイフェル国立公園のサイトを見て下さい。


沢山のゲストを招いてインタビュー

人、人、人。

プロペラ機のフライトショー

宇宙飛行士トレーニングセンター

去年はISSやミアの模型も飾ってあった。(拡大するには各写真をクリック。)
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宇宙飛行士トレイニングセンター


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トレイニングルーム


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モジュール


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宇宙食


大型低温風洞(ETW)

航空機やその部品、塗料などに至るまでここで風洞実験を行う。
実験の為には飛行機の模型を作り、実際の上空で飛行をこの中でシミュレーションする。
零下150度迄冷やした窒素を1300km/h(マッハ1)で模型に吹き付けるのである。
風洞の中は横2.4m、高さ2m、長さ10mでヨーロッパ最大である。

飛行機のモデル

風洞

外観
ETWのコントロールルーム

軍用飛行場

何処も凄い行列。とても並ぶ気にはならなかった。(拡大するには写真をクリック)
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Eurofighter


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Phantom


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Tornado


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輸送機


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Zero-G