エンベルガー高原

Emberger Alm
2006年6月10日~25日

バイエルン/オーストリア



 標高1800mの高地にあるエンベルガー高原。
ここはハイキングとスキー客で賑わう観光地です。
今回宿泊したホテルには天文台が設置されていると言うので,
ドイツのアマチュア天文家の間でも大変有名です。
どういうところか一度見てみたかったので、ここに宿を取りました。
部屋は南西方向にパノラマが観望できるベランダ付き、2食付で48ユーロ。
場所も大変静かで満足でした。
唯一の欠点は1800m迄くねくねと曲がりくねった急勾配の道を10kmも走らなければならない事。
これは当然か~。
 

芝刈り機 
ホテル・サッテルエッガー・アルペンホフ
   
 
 天気が良いと眺めが素晴らしい。
ここにはライブカメラが幾つか設置されており、自分でも操作出来るカメラもあります。
そのカメラを私のバルコニーに向けてスナップショットならぬスクリーンショットを一枚!

ここではパラグライダーが沢山飛んでいました。
スキー場をフライトコースとして使用しているようです。
   
 
       
 近寄っても逃げて行かないツバメ。
毎日遊びに来てくれました。
標高50m                 標高1800m
 たまたま食べずに持ち帰ったポテトチップ。
 お天気は快晴から雹迄
全て経験できます。
 
天文台

ここ には30cmのMEADと45cmのニュートンが2つの小屋に設置されています。
新月の頃になると沢山のアマ天が集まり、結局この望遠鏡を覗けないんですよね。
こういう施設は良いと思いますが、結局は自分の望遠鏡で観望をせざるを得ないんです。

天文台

 
 オーストリアの星仲間達
 
     30cmMEAD 故障中
   
 MEADの設置されている小屋  45cmのニュートンとその小屋。屋根はもちろんスライド式で開けられる。

ハイキングコースの道端に咲いていた高山植物。一部の名称は現在調査中です。


アジュガ・ピラミダリス

不明

カンパヌラ・バルバタ

クリムソンクローバー

クリームクローバー

コケモモ

きのこ

リナンツス・アリスタツス

シレネ・ブルガリス

ラヌンクルス モンタヌス

アルペンローゼ

ポリガラ・カメブクスス

ガイスロホ渓谷

 

エンベルガー高原からドラウ谷へ下りたベルグ町の郊外に有ります。
1998に危険な場所に木橋が架けられ、ハイキングというより、ちょっとした散歩道になっています。
ロッククライーマーが石灰岩の壁を登っていました。
 
 

上: 19世紀から20世紀の半ばまで使われた焼竈

 
ロッククライマー
さすがにお腹が出ていない!!

切り立つ岩々

       
緑色石  角岩(チャート)  石灰岩  緑泥石片岩

ヴァイセン湖/Weißensee

 ホテルからも見えるこの湖は標高950mに有るオーストリアで最も大きな湖です。長さ11.5km、幅500m、深さは99mに達します。冬は完全に湖面が凍ってしまうために、定期船は5月から10月迄運行しています。
この湖の水質は飲料水に匹敵します。その為モーターボート等の公害をもたらす物は一切禁止されています。