水星日面通過


2003年5月7日

太陽と水星と地球が一直線に並ぶ現象は116日ごとに起こります(会合周期)。
しかし実際に水星が太陽面を横切るのが観測されたのは116日毎で無く、前回は1999年11月16日、次回は2006年11月9日。
これは水星の軌道面は地球の軌道面に対して約7度傾いているからです。
両軌道が交差するのは5月と11月。つまり水星の日面通過が起こるのは必ず5月か11月です。
水星は88日で太陽を一周するので、金星日面通過に比べたら、そう稀な現象ではありません。
今世紀中には14回起こります。


左上に見えているのが水星。意外に大きい。7時11分から12時38分まで。

写真を撮るつもりは無かったが、やっぱりデジカメで記念写真をとっておいた。

朝7時前に集合した時にはまだ芝生はびしょびしょ。ヘイリゲンシャインが見えた。
右は私のフィールドスコープ。

グループ写真。ミヒャエル、ヘルゲ、ヘルムット、ハンス、私。
観測風景。メアス市、ローデルベルグ公園。

何を間違えたらこんな写真が取れるのか?ゴーストとフレアのオンパレード。