ブロッケン山とヴェルニゲローデ



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ベルニゲローデWernigerode
ブロッケン山の麓にある町ベルニゲローデ。人口3万4千8百人、面積125平方kmのこの町は中央ドイツのハルツ山脈の中に有る。
古い木組み家屋が多く残され、昔の面影を残すこの町からはブロッケンの妖怪で有名なブロッケン山山頂まで登る蒸気機関車が発着する。 中世ドイツでは全国的に魔女狩りが行われた。年に一度悪魔の宴の為に魔女たちがブロッケン山に集まったといわれている。
この町では毎年4月30日悪魔達を追い払う為にヴァルプルギス祭(Walpurgisfeier )を行われる。


左:市庁舎上:手前は古い町の城壁。丘の上にはヴェルニゲローデ城、今では展示会場、コンサート会場として使われている。
町並み

拡大するには写真をクリック。 木組み家屋
 
 
  ベルニゲローデ プラネタリウム



ブロッケン山Brocken ここでは既に1950年代から約700馬力の蒸気機関車が走りつづけている。
私は途中の駅ドライ・アンネン・ホーネから機関車に搭乗。ここから14kmの距離を1時間掛けて標高1142mの山頂迄ゆっくり登る。
この日は大変寒く、山頂付近は吹雪。気象台を見学に行くつもりだったが、視界は数メートルしか無く、何も見え無かった。
山頂での滞在時間はたったの15分。乗ってきた機関車で下山する有様。とにかく居ても立っても居られなかった。


ドライ・アンネン・ホーネ駅

ブロッケン駅
防風となる木や森が無い為、山頂の強風はに凄まじいものある。悪天候の時は列車から降りることも出来無い。
有るとあらゆるものが凍りつく。景色は何も見えなかったが、大きく成長した氷の結晶を見るのも楽しいものである。