2008年3月8日-16日
ドレスデンは今回で2回目。前回は半日しか時間が取れなかったので、今回は3日間かけてゆっくり町中を見学しました。
これだけヨーロッパ中駆け回り、色んな物を見る機会が有るのに、未だかつて建築と美術に余り興味が沸かない自分が可愛そうになってきました。
歴史等の詳細は前回の写真集も参考にして下さい。
第二次世界大戦中の空襲で破壊された聖母教会は1994~2005年に掛けて再建されました。 2004年に来た時は未だ工事現場だったこの教会も今は朝から晩まで観光客で一杯です。 風が強くなければエレベーターでテラス迄登る事も出来ます。 再建されたばかりなので、外も中も綺麗ですが、所々オリジナルの砂岩が使われており、その場所だけ黒くなっています。 教会内部では写真撮影禁止になっていますが、旅行者はお構いなくパチパチとシャッターを切っていました。 私も椅子に座って、周りから見えないよう無いひざの上でシャッターを切っていました。 この写真では未だ工事現場 |
教会内部 |
オリジナル砂岩 |
十字架 |
この教会も第二次世界大戦の空襲で破壊されました。 しかし、直ぐに再建され1955年に再び一般に公開されています。 この日は強風が吹いていましたが、時計台の上のテラス迄昇る事が出来ました。 遺跡発掘現場 |
聖十字教会からの眺め
ゴットフリード・センパーによって設計され、1838年から1841年に掛けて建設された州立劇場です。
この劇場も大戦中の空襲で破壊され、旧東独政府によって1977から1985年に掛けて再建されました。
豪華な内装は世界的に有名です。ドイツの色々な宣伝広告の背景にも使われています。
中では入場料が7ユーロ取られるだけでなく、写真撮影料が5ユーロかかります。
公式サイトへ
内装の大理石は偽物 |
シェイクスピアの歴史劇に登場するジョン王の像と劇場 |
観客席 |
天井の絵画 |
舞台 |
廊下 |
町の中心からバスか市電で10分程行った所にモスクの姿をした昔のタバコ工場が有ります。
町の外観を乱すとしてこの地域に高い煙突がついた工場を建設出来なかった為、モスクの姿を借りて建てられました。
タワーを煙突にするとは、20世紀当初としてはなかなかのアイデアです。
今では事務所として使われていますが、ドームの中には小さな劇場とレストランが入っています。
レストランは格安で最高ですが、ここまで来る観光客は余り居ないでしょうね。
レストラン内部 |
イスラム教の発展の象徴は三日月 |
18世紀にアウグスト大王によって建てられたこの宮殿は当時祭典会場として使われていました。
今ではアルテ・マイスター絵画館、武具博物館、マイセン陶器が展示して有る陶器博物館等の博物館が入っています。
どこも入場料の他に写真撮影料というのを取られます。私が入った武具博物館は5ユーロでした。
入口-王冠は宮殿のシンボル |
博物館入口 |
武具博物館内は写真撮影禁止。 隠れて一枚パチリ。 |
ドレスデンの市内観光バス会社は二社有ります。聖母教会の辺りをうろうろしていると、必ず黄色いカッパを着た客引きに声を掛けられます。
観光はどちらも数ヶ国語で運営されています。直接二社のオファーを比べたわけでは無いのですが、途中下車自由のバスを選びました。
昼間バスで市内を一周すると、夜の通称「ドレスデンの夜警さん」の市内案内というのに参加出来ます。
歴史の裏話を面白可笑しく語ってくれますが、これは独語だけのようです。
バスの中から
ドレスデンの夜警さん
夜警さん |
センパー・オペラ座 |
裁判所 |
武芸競技場シュタールホーフ |
昼間の町 シュロス広場
武芸競技場シュタールホーフとトリニタティス教会 |
ドレスデン王宮 |
今回は町の中心から20分位東へ行ったところに有るホテルに泊まりました。 市電一本で町の中心まで行けるのと、とにかく安かった(46ユーロ、朝食抜)のが魅力でした。 レストランは普通のホテル並みに高いです。 朝食は13ユーロだったのでホテルでは取らず、ホテルから5分歩いた所にある市電の駅の前のカフェで取りました。飲み物とパン2個で2.35ユーロ。食べる量なんて決まっているのだから、ホテルで朝食は勿体無いです。 中は小奇麗で、お勧めのホテルです。 右の写真はwww.hoteltravel.comから拝借。 予約はwww.hrs.deの方が安いです。 |