ドイツで再びオーロラが観測されました。
10月8日に太陽黒点「AR3848」から発生した強力なX1.8クラスの太陽フレアが発生しました。
そこから放出されるCMEが時速約430万~470万キロメートルの高速で地球に到達し、10月10日から11日にかけてG4クラスの強い地磁気嵐を引き起こしました。
これにより、通常は北極や南極に近い地域でしか見られないオーロラが、ドイツやスペインの中緯度地域でも見えるようになりました。
残念ながら私の住んでいる所では雨が降って、素晴らしいオーロラは見られませんでした。
星が見えないほど曇っていたのに、その厚い雲を通して天が赤く染まるのが確認出来ました。
下記のカメラでは長時間露出をしているので、かなりはっきり色が出ていますが、実際には肉眼で確認するのは難しかったです。
北ドイツでは好天気に恵まれたところが多かったので、ロストック大学ライプニッツ大気物理学研究所のオールスカイカメラの画像もアップしました。
ヨーロッパ最北端のノールキャップでは、普通北に現れるオーロラが南に移動していました。
ドイツAKM流星研究会のホームページでも綺麗な写真がアップされています。是非、お立ち寄り下さい。
ドイツAKM流星研究会
オールスカイカメラ 10日22時~11日7時 ビデオのタイトルをダブルクリックすると、 YOUTUBEの大画面で見れます。 |
オールスカイカメラ |
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2:27 | 2:31 |
デジカメ |
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23:43 | 1:32 |
IAP Kühlungsborn (54°07'N; 11°46'O) NLCカメラ | |
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ノールキャップ ライブカメラ PANOMAX オーロラオバールが南へ拡大 | |