彗星C/2023 A3(Tsuchinshan-ATLAS)は、2024年10月に日没後の西の空にその姿が見られるようになると期待されている彗星です。
10月9日から12日頃にかけて最大光度2.3等級の明るさに達し、肉眼でも確認出来る可能性があります。
10月12日は地球に最も接近し、太陽の光から離れるので、夕方の空にその姿が確認出来るかもしれません。
しかし、彗星の明るさや見え方は予測が難しく、明るくならないことも有ります。毎日の情報を確認することをオススメいたします。
この彗星は2023年1月に2つの観測プロジェクトによって独立して発見されました。
最初に発見したのは、中国にある紫金山天文台(Tsuchinshan Observatory)で、1月9日に発見されました。
その後、アメリカのATLAS(Asteroid Terrestrial-impact Last Alert System)プロジェクトが1月22日に同じ彗星を観測し、両方の観測が確認されました
最新データ: Heavens-Above
夕方19時頃の空 |
Data: The Sky 6 |
画像: つるちゃんのプラネタリウム |
彗星の光度変化 データ作成:Comet for Windows |
データ:SOHO LASCO C3 太陽に近づいた彗星が見える |