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ノルウェー・オーロラ観望旅行

Bodø Bunkermuseum ボーデ地下壕博物館

この地下壕(バンカー)は 1943〜1944年に建設されました。
ドイツ軍占領下において ルフトヴァッフェ(ドイツ空軍)の通信・送信ステーションとして用いられていました。
壁や天井の厚さは2〜2.5 メートルに達し、非常に頑強な構造です。
コンクリートの使用量は約1300m³(立方メートル)に及ぶとされる資料もあります。
戦後、この施設はノルウェーの民間防衛(Civil Defense)やホームガード(Heimevernet)によっても利用されていました。
2014年に地元の戦争史団体(Krigshistorisk forening Bodø)が市と協力して修復を引き継ぎ、多くのボランティアの手で整備が行われました。
現在では、博物館として展示を行うほか、最大約 20名程度 の講演、講座、集会などにも貸し出し可能なスペースとして使われています。

通常の開館時間は設けられておらず、訪問希望時にはあらかじめ予約を入れる必要が有ります。。
見学にはガイド付きツアーが行われ、建物内部だけでなく、博物館の背景や地域の戦争史も解説してくれます。

https://www.bodobunkermuseum.no/



上部のビデオタイトルをダブルクリックするとYOUTUBEの大画面で見る事が出来ます。

地下壕到着当時使われていた井戸入口通信室。暖房は薪を使う。手榴弾休憩室。当時の電話。まだ使用出来る。銃弾の保管場所空調機。手動でも電気でも動く。当時の通信機。一部は未だに使用出来る。電報担当者当時の軍服や電球、日常生活品等を展示。薬莢(やっきょう)青い玉は電球。ナチスの「スワスティカ」(ハーケンクロイツ)やヒットラーの顔が描かれたクリスマスのオーナメント燃料倉庫