ノルウェー・オーロラ観望旅行
Saltstraumen ソルトストローメン
Geologisti ved Åselistraumen オーセリストラウメンの地質散歩道
ソルトストローメンは、外海側のSaltfjorden(ソルトフィヨルド)と、内側のSkjerstadfjorden(スケルスタッドフィヨルド)をつなぐ狭い通路です。
最も狭い部分は幅約150メートル。海峡の最下部は深さ約 26 メートル。世界でも有数の強い潮流が発生する場所です。
約 6時間ごと に潮の干満が入り替わり、外海から内海へ、またはその逆方向に大量の海水が流れ込んだり流れ出したりして、直径約 10 メートル、深さ約 4–5 メートル に達する渦が発生します。
その状況が橋の上から見ることが出来、満潮後には大勢の観光客が集まってきます。
市の港からはボートが出ていて、渦の間を走り抜けるイベントもオファーされています。
ソルトストローメンから更に10分ほど車を走らせた所にオーセリストラウメンの地質散歩道が有ります。
氷河が後退していく時に、今までかかっていた圧力が無くなり、地面ゆっくりと「隆起」しました(氷河性地殻上昇)。
ここの基盤岩は片麻岩(gneiss) と呼ばれる変成岩で、約17〜18億年前に形成されました。
岩盤が割れて、その隙間に石英が染み出して結晶化している様子が伺えます。
ここでは南から北へと氷が動き、岩を引きずった筋状の傷(ストリエーション)も多く見られます。
又、剥き出しになった岩盤の他に、氷河が後退したときに残された岩石や砂礫が堆積し、 モレーン(氷河堆積物)が形成されました。
その更に奥には有名な滝があるのですが、行き方が分からず、上から見ただけで断念しました。



































