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オーロラ観望旅行 ノルウェー 2013年9月


オーロラ
前回のオーロラ旅行から2年経ちました。
太陽活動が活発になり、かなり派手なオーロラが見れるかと期待しました。
フィンランドスウェーデンでは観望したので、今回はノルウェーに決まったのですが、余りにも物価が高く、計画を立てるのも大変でした。先ず観望条件が揃っていて、且つお手ごろな宿が見つかりません。どこも空港から遠く、接続の悪い場所だけに一苦労でした。

オーロラの発生は予測していたより小規模でしたが、今までと違ったタイプのオーロラが観望出来ました。残念ながら、実際にオーロラ爆発が起こったのは、既に帰国してからでした。太陽活動が活発になるほど、27日周期の定期的な予測の立つ発生は期待できないようです。
オーロラ発生という物をどの様に定義するかという問題ですね。

ビデオも用意しました。
ビデオのタイトルをダブルクリックするとYOUTUBEの大画面で見れます。

 9月23日 24日はオーロラを期待していましたが、この日は朝からどんよりとした雲が全天を被い、先ず見えないと宿でのんびりとしていました。
ふっと西の空を見ると、光のカーテンがかかっています。


慌てふためいて北の空が見える所まで車を走らせると、案の定雲だらけ。雲の隙間からちらりとカーテンの裾が見えていました。
雨が降り出し、観望を切り上げて宿へ帰りました。
 しばらくして外を見ると、又晴れ間から金色のカーテンが下りています。この日は宿のバルコニーとテラスから撮影しました。
 
 夜半過ぎるとオーロラもディフューズになります。
 ゆらゆらと漂うオーロラ。  
 
 9月24日 昨晩に引き続き出るか気にはなりましたが、KP値はなかなか上がらないにもかかわらず、オーロラオバールは大きくなっています。夜8時過ぎには観望地へ行ってひたすら待ちます。


 27日周期から予測すると、この日は「発生日」です。
期待に答えて、比較的静かでも、優雅なオーロラが見えました。
   南極昭和基地での同時刻の写真。
地球の大きさを感じます。
Showa Base Antarctica
 
 
 
   
 
 9月27日 27日と28日はロシアの研究者達もかなりの発生を予測していましたが、実際には大変静かでした。オーロラ発生のマトリックスはやはり複雑ですね。
 山の向こうからオーロラオバールが湧き出るように出て来た!
 肉眼でもほんのりと空が緑色になっているだけで、確認は大変難しいです。