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カナリア諸島 - グラン・カナリア島


中央部

山頂付近にはハイキング道が沢山有ります。途中ではむき出しなった溶岩や、火山内の壁等が多く見られ、興味の有る人には大変面白い所です。
山頂は軍隊がどっかりと腰を下ろして、夜中でも煌々とライトを照らし、星を見るには適していません。
それでも山頂の展望台から見るテネリフェ島を前景にした日没はすばらしいです。

ニエベス山 / Rico de las Nieves
標高1949m。
島の山頂から見下ろす景色は最高。
ホテルからは車で5分程。
相変わらず天気も良く、毎日の様に通っていました。

テネリフェ島は島の西側。
 島の南側を見下ろすと、余り木も無く、乾いた風景が広がっています。
 この島は富士山と同じ成層火山。
火山口は一つで溶岩と灰が層となって島が形成されました。どーんとえぐれている場所では、火山灰と玄武岩の層が沢山見えています。
 山頂では軍のレーデーのドームを設置していて、中には入れてもらえません。

ヌブロ岩 / Roque Nublo

ハイキング道と杖を突きながら登る事一時間。
この高さ65mの玄武岩、ヌブロ岩にたどりつきました。このヌブロ岩は島の象徴。アイフェルの石斧岩(Beilstein)と同じで、周りの火山灰が侵食されて、真ん中の芯だけが残りました。

もの凄い大量の朝食を取った為、息切れが酷く、重たいカメラの機材が余計重く感じました。


 溶岩柱
 カエル岩と名前が付いている。
黒曜石(こくようせき)

オルノス ダム / Presa de los Hornos

夏の乾季に備えて貯水池として造られたダム。

 ハイキング道が設置されている。  

ハイキング道

火山の中を見下ろしながらハイキング。
スマホの万歩計によると15032歩。
 見晴らしは最高。
 
 
Cuevas del Caballero 
途中で通った洞窟。
中世ではこの中に聖壇等が設置されていたそうです。
今でも壁画が見られます。
 ここからの眺めは最高!!

マルテレス・クレーター / Caldera de los Marteles

標高1456mの谷間に人目を引くことも無く、ぽつんと有るクレーターです。

 溶岩がむき出しになっているのは大変印象的です。
真ん中は何と畑。
 

ベンタイガ / Bentayga

こちらも見栄えのする玄武岩の柱。
まぁ、これだけ一杯有ると、皆同じに見えてしまうけど。
 
 
 
 山頂に行く途中にはビジターセンターがあります。
観光シーズンだというのに閉まっていました。